「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ
パソコンを快適に使おう

目次
■[マイホーム編] パソコンをもっと快適に使う
 
□[モバイル編] デジカメ・GPS・ノートPCを車で使用するテクニック

□[ネットワーク編] ADSL・無線LANを検討されるている方へのアドバイス
 
□[ネットワーク編] データの保存管理にはホームサーバーが便利
□[ネットワーク編] 『日本語全文検索』namazu導入のための資料 by HIBI
OSはできる限りWindows2000あるいはXPを使いましょう
カシミールなどの各種地図ソフトやワード、エクセル、インターネットを快適に扱うには、OSの選択はとても重要です。Windowsという名前が同じでも、中身は全く違います。MaicntoshのOS Xとそれ以前が全く違うように、WindowsNT,2000,XPとWindows95,98,MEは全く別なOSといっても間違いではありません。WindowsNT,2000,XPは32bitOS、Windows95,98,MEは16bitOSです。特にWindows2000以降は、フリーズという現象に出会うことは、かなり稀です。操作性もWindows98とほぼ同じですし、周辺機器の大半は利用できています。というか、今後は32bitOSに対応しない周辺機器は淘汰されていきます。32bitOSの場合、1つのソフトがフリーズしてもパソコンを再起動させる必要はありません。フリーズしたソフトを終了させるだけです。再起動からの開放、快適な地図ライフを満喫するには、32bitOSとメモリー容量は必須条件なのです。メモリーの価格も、とんでもなく安くなっています。512MBを積んでも、チョット前までは信じられないほど、安価に仕上がります。16bitOSでは、いくらメモリー数を増やしても、増設したほどには効果は期待できません。これはリソースによる制限からくるものです。このことは忘れないでください。
肩凝りを解消するにはキーボードやマウスを取り替えてみよう
皆さんはWEBブラウザの画面スクロールに疲れていませんか

「山と自然の旅」にアクセスされる方々の多くはメーカー製のパソコンをご利用になられているように思います。もしも購入された状態のままのキーボードやマウスをそのまま使用されているならば、パソコンの快適度はかなり低いといわざるを得ません。DOS/Vパソコンのメリットはパーツを自由に交換、組み合わせられるところにあります。

WEBの閲覧やワープロの操作はトラックボールの方が肩は凝らない

皆さんはパソコンにはマウスでなければいけないと、思い込んではいませんか。

マウスの欠点は、マウスを上下左右に移動させる場所を確保しなくてはならないことです。またマウスを動かすデスクは、平面でなければならないし、場合によってはマウスパッドが必要になってしまいます、そしてスクロールさせるには右腕を常に動かしつづけなくてはなりません。これを一日続けていると、肩凝りがひどくなってしまいます。

その悩みを解消してくれるものがトラックボールです

トラックボールはマウス操作の全てを指の操作だけで実現できてしまいます。写真を例にとると、ボールを親指で少し回すだけで、カーソルは画面の端から端へ上下左右に移動します。ですからマウスのように本体を移動させる必要はありません。デスクへの占有面積も、とても少なく、おかげで他の資料やコーヒーカップなどを置くスペースを確保できます。よくできたトラックボールの場合、手を乗せると、まるでパームレスト効果のように、手は楽になりますよ。例えは極端ですけど、おっぱいに手をあてているような感じでしょうか。

ホイールがあると、こんなにも疲れないものなのか

マウスやトラックボールに不可欠な存在がホイールボタンです。私がWindowsを選択する最大の理由の1つは、このホイール機能を使いたいがためです。ホイールはウインドウの上下スクロールバーに連動していますので、ホイールをくるくると廻すと、画面のスクロールを自在にコントロールできます。いままでマウスを上下になんども滑らせていた、あの辛い操作から解消されるのです。あれはかったるくてやってられません。

トラックボールやキーボードはコードレスタイプを選びたい

キーボードもパームレストがついていると、楽なんですよねえ〜
パームレストは取り外しができるので、邪魔になったときにもすぐにはずせます。また取り付けもワンタッチです。キーボードやトラックボールがコードレスタイプだと、さらに快適度はぐんとアップします。電話もコードレスだと快適でしょ。あれと同じです。電源はキーボードはアルカリ単三2本、トラックボールは1本、そして24時間連続使用でも2ヶ月は持ちます。
最近のコードレスキーボードには、ワンタッチで音楽を再生したり、また登録したソフトを起動させられる登録ボタンも付属していますが、これも結構便利です。


写真に掲載したキーボードとトラックボールはロジクールという商品です http://www.logicool.co.jp/cf/index.html

目も疲れず、広い画面で操作したい方はデュアルモニタがお薦め

Macintoshでは昔から実現できていた機能にマルチモニタあるいはデュアルモニタ(2台のディスプレーを使用するという意味)という機能があります。この機能を使うと複数のモニターディスプレーをあたかも1つのディスプレーのように扱えるようになります。もしもデスクに2台のディスプレーを置くスペースと予算がありましたら、このデュアルモニタを体験してみてください。この快適さを味わうと二度と元には戻れなくなるほど麻薬的な世界です。左画面に地図、右画面にWEBページなど、ちょうどノートを見開きで使用するのと同じ環境を実現できます。特に文筆など資料を見ながら作業を行いたい場合に最適な環境です。
このデュアルモニタ機能はWindows98,ME,2000ではOSが標準でサポートしています。実現の方法はデュアルモニタに対応したビデオカードを購入、パソコンに組み込み、付属のビデオドライバーをインストールすれば完成します。デスクトップPCならば、Matrox社Millennium G550 Dual HeadビデオカードやI/Oデータ社のデュアルモニタ対応ビデオカードがお薦めです。I/Oデータ社はノートPC用のPCMCIAタイプ・デュアルモニタ用ビデオカードも販売しています。

Matrox社ホームページ
http://www.matrox.com/mga/home.htm
I/Oデータ社ホームページ
http://www.iodata.co.jp/products/graphics/index.htm


ノートPCなど狭い画面でもたくさんのWEBページを見たいときに

複数のWEBページを見たい、あるいはページとページを見比べたい場合などにインターネットエクスプローラーを複数起動させると、画面の切替が面倒だったり、またWindows98,MEではリソースが足りなくなり、フリーズしてしまったりします。頑丈なWindows2000ですらIEの起動総数は30〜40が限界のようです。しかし諦めてはいけません。ノートPCのように狭い画面で複数のwebページを見たい場合に、とても有効なソフトがあります。それがタブブラウザと呼ばれるソフトです。左画面、フレーム上の一覧の数だけWEBページは開かれています。すごい数でしょ。これらのWEBページがワンタッチで切り替えられるのです。目次からページに即ジャンプできるイメージです。個人でニュースサイトを運営されている方の多くは、タブブラウザに巡回するサイトを登録しておき、ニュースページを見比べながら、原稿を作成するという手法をとっているようです。


画面はフリーソフトのタブブラウザBugBrowserです。BugBrowserの特長の1つは左フレームに現在開いているWEBページの一覧やブックマークを表示でき、それらを選択すると画面をスイッチしてくれる機能です。またタブブラウザはIE4以降と組み合わせて使用します。タブブラウザはWEBページの切替機能だけでなく、例えば自動的に開くポップアップ広告(アダルトサイトなどに多いですね)など、目的のページ以外見たくないページを強制的に閉じる機能や、タブブラウザ起動時に読み込んでおきたいサイトを登録しておくことも可能です。

BugBrowserホームページ
http://www.kit.hi-ho.ne.jp/tomo-sg/