岡山・真庭　ギネスに挑戦続ける　コスモスパーク北房　2007.10.12

岡山県真庭市は、中国山地のほぼ中央に位置し、平成17年に9町村が合併して誕生した。旧北房町の地域は、町をあげてコスモスの里づくりに取組み、8000平方mのコスモス広場や、備中川の堤防沿いなど合わせて8kmのコスモス街道が見所として知られている。一方、標高およそ400mの樽見地区には、平成16年オープンの地元NPO法人英賀（あが）による「コスモスパーク北房」もある。10haの敷地では、8haで500万本のコスモスを栽培、そのうち6haを占める秋咲き巨大輪がそろそろ見頃、イベントが行なわれる10/14には、ちょうど満開を迎える見込みだ。園内には一般には発売していない品種も含め、約20品種の珍しいコスモスもあり、特にチョコレート系は、チョコレート、ストロベリー、ビター、ワインの4品種が順次開花し、今はストロベリーが見頃だ。ネーミングと香りや色合いを比べてみたい。さらに一画では、ジャンボコスモスを栽培、すでに平成15年度に375.2cmのコスモスがギネス認定されているが、昨年は410cm、今年も405cmまで成長し、満開を迎えている。目標は高さ5m、花の大きさ20cmで、コスモスとともに夢づくりへの挑戦がまだまだ続く。なお、10/14には、見頃のコスモス広場でもイベントを開催、コスモス街道では、ウォーキングも行なわれる。秋の一日、コスモス日和となることを期待したい。

岡山県真庭市