山口・光スポーツ公園　梅雨空に　潤い見せる紫陽花　2007.06.15

山口県光市は、瀬戸内海国立公園の一画をなし、国の天然記念物に指定されている象鼻ヶ岬の峨嵋山樹林、ウメの見所梅の里（冠梅園）や、日本の渚・百選、日本の水浴場88選に挙げられている室積・虹ヶ浜海岸などを有する。今の時季の見所は、光スポーツ公園のあじさい苑だ。公園の丘陵地6000平方mには、ガクアジサイ、ベニガクアジサイ、在来のアジサイなど30数種1万5000株のアジサイがあり、梅雨空に雫を含み、青や紫の濃淡など色とりどりの花を咲かせている。そろそろ見頃となり、来週にかけて花を楽しめそうだ。6/17には「あじさい祭り」も開催、6月中は21:00までライトアップを行なうので、趣きの異なる宵の花風景も眺めてみたい。なお、市内の冠山総合公園では、2500株のハナショウブがすでに見頃となり、こちらも今週末までは楽しめそうだ。また、例年5月中旬から7月上旬の特定日には、峨嵋山自然研究路近くのクサフグ産卵地で、クサフグが大挙して産卵のために押し寄せてくる姿も見られる。今年は、あと6/27の16:00、6/28の16:45が観察できるチャンスだ。

山口県光市