山口・光　うららか春の瀬戸内海と　冠梅園　2005.02.25

山口県光市の冠山総合公園は、室積海岸近くの山の斜面に、3年前にオープンした市営公園。梅の里（冠梅園）には、100品種2000本のウメが植栽され、7、8分咲きとちょうど見頃を迎えたところだ。梅まつりが開催され、週末にはイベントも行われている。紅、白、ピンクの梅の花が咲く前方には、穏やかな瀬戸内海があり、春のうららかな景色が広がる。好天ならば九州の国東半島を望むこともできる場所だ。園内には、日本庭園、芝生の広場、オートキャンプ場（3〜11月）やレストランがあり、遊具やキャンプ道具などの貸し出しも可能なので、家族連れで一日のんびり過ごすのもよいだろう。なお、市内には、白砂青松の室積・虹ヶ浜海岸、国の天然記念物では象鼻ヶ岬の峨嵋山樹林があり、島田川には水鳥が飛来する。花暦では、象鼻ヶ岬のヤエザクラ、光つつじ苑の1万本のツツジ、光スポーツ公園あじさい苑の1万5000株のアジサイ、虹ヶ浜のニジガハマギクなどが続く。光市は、花や自然の見所が多い土地と言えるだろう。

山口県光市