鳥取・米子水鳥公園 西日本最大 白鳥が飛来する水辺 2003.12.19

鳥取県米子市、中海に面する干拓地にある米子水鳥公園は、西日本最大規模のコハクチョウの飛来地。つばさ池の面積はおよそ17ha、今年は、10/22に4羽が初飛来し、現在およそ800羽が飛来。ピークは11月下旬から2月中旬、数は減っていくが3月上・中旬頃まで姿は見られるだろう。一帯をねぐらとしているため、7:30〜8:30頃にかけて周辺の田んぼへと飛び立ち、17:00前後に戻ってくるパターンだ。飛び立つ合図は、低くクゥクゥと鳴き、互いにうなづき合い、家族単位、あるいはいくつかまとまって飛び立っていく。ネイチャーセンターでは、白鳥飛来期には、週末、元旦など7:00から開館しているので、早朝の飛立つ瞬間を是非見て欲しいと話す。周辺では、他にヘラサギ、クロツラヘラサギ、オジロワシ、マガンなども見られる。カモ類は3000〜1万羽で、こちらは昼間に多く見られる。なお、水鳥公園の水鳥たちの鳴き声は、「残したい日本の音風景100選」のひとつ。背景には、雪を頂く大山も姿を見せ、元旦には大山から昇る初日の出を拝めるかもしれない。

開 米子水鳥公園ネイチャーセンター ・白鳥飛来期 8:30〜17:30(土・日曜・祝日 7:00〜17:30) ・夏期 9:00〜17:30
休 米子水鳥公園ネイチャーセンター 火曜・年末
料 米子水鳥公園ネイチャーセンター 大人210円 こども100円
備 1/1 元旦特別観察会「初日の出コハクチョウ観察会」
交 JR米子駅から境港行きバス20分で乗越下車、徒歩20分(JR米子駅から車では15分)
   米子ICから車で35分
   米子空港より車で約20分
駐 無料 40台
所 鳥取県米子市
問 0859-24-6139 米子水鳥公園ネイチャーセンター http://www.yonagomizudorikouen.or.jp/