広島・広島市植物公園 新品種の花々 お披露目中 2001.12.15

広島県広島市、瀬戸内海や宮島を望む高台にある「広島市植物公園」は、17.6haの広さに、1万1400種、23万4000本もの植物が見られる。西日本最大級の大温室をはじめ、ベゴニア・フクシア・スイレンの温室、カスケード、花の進化園、樹木観察園などがある。各種体験を通して植物に親しむ企画も随時行われている。現在、温室内では、広島市植物公園が独自に育種し、品種登録出願した3種のベゴニアを公開。約20年の歳月をかけた”緑霞”は、矢竹型木立性ベゴニアの黄花品種としては、世界初のものだ。ピンクの愛らしい”紅彩”、超小型ベゴニアで、葉の模様も美しい”雷鳥”もオリジナルだ。また、「冬の室内園芸展」では、名前も楽しいシャコバサボテンの”コンペイトー”や珍しい黄花のシクラメン、ポインセチアの赤い苞葉がカールした”ウインター・ローズ”、苞葉が黄色の”レモン・スノー”などを紹介、さらに開催中の「牧野富太郎と植物画展」にちなみ、園内では”Makino”が付く植物を探すオリエンテーリングも実施している。

開 9:00〜16:30
休 金曜(ただし8/6および祝日と重なる場合は直前の平日が休み)・年末年始
料 大人440円 こども150円 (4/29・11/3 入園料無料)
備 9/15〜12/24 牧野富太郎と植物画展〜時代を作った植物学者〜
   11/17〜1/31 冬の室内園芸展
交 JR・広電五日市駅から車で10分 
   五日市・廿日市ICからは車で15分
駐 有料 約500台(440円)
所 広島県広島市佐伯区倉重
問 082-922-3600 広島市植物公園 http://www.hiroshima-bot.jp/