「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

広島・福山 バラの街のシンボル ばら公園 2001.05.17

広島県福山市の”市の花”はバラ。1945年大空襲で焼け出された福山では、戦後復興を進める中、南公園(現在のばら公園)周辺の住民が植え始めた1000本の真っ赤なバラが、人々の心の灯となっていく。やがて、バラの花を育てる活動は、「全国美しい町づくり賞・優秀賞」にまで発展していった。今では、1.5haのばら公園に280種5500株、市全体でおよそ45万株に及ぶ。市では「100万本のばらのまち」をめざし、市民に無料でバラの苗を配布している。現在バラの花はちょうど見頃となり、公園ではライトアップも始まった。今年は、淡いピンクのバラ、”スマイルふくやま”も、ばら公園でデビュー、街の中は甘いバラの香りでいっぱいだ。5/19・20には、「福山 ばら祭 2001」が盛大に開催され、ばらの花びらジャムを使ったパウンドケーキなど、各種認定ばらグッズも販売する。2001年の福山を走る”ばらバス”デザインは中学生の「空まで飛んでいけ」の作品。バラの花がシャポン玉になって虹の空まで飛んでいく夢が描かれている。

開 8:30〜18:00 (ライトアップ 5/14〜5/19 18:30〜22:00)
休 無休
料 無料
備 5/19・20 周辺交通規制
交 JR福山駅からバスで10分農協会館前下車徒歩2分
駐 周辺 有料
所 広島県福山市
問 0849-21-2111 福山市役所 http://www.hiroshima-cdas.or.jp/fukuyama/
  福山 ばら祭 2001 http://www.urban.ne.jp/home/matsuri1/