「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

島根・六日市 山あいの自生地に咲くカタクリ 2001.04.02

島根県の六日市(むいかいち)町は、豊かな自然を有する西中国山地国定公園の一端をになう町。国定公園からやや西へ向かった樋口地区、農業早田宅武さん方の裏山斜面には、約1500平方mに、およそ5000株のカタクリが群生する。可憐な花はちょうど見頃を迎えている。もともと、カタクリが自生している場所を、早田さんはじめ保存会のメンバーが大切に保護してきたもの。サクラより少し早く、山里に春を告げる花だ。4/1〜4/8には、カタクリ祭りも行われ、地元産品の野菜や花、牛乳などの乳製品、おこわなどが販売される。これから町内では、樹齢300年と伝えられる、みろく公園のシダレザクラや、深谷渓谷のサクラなどが順次咲き出し、5月はじめにはシャクナゲの自生林も、花の見頃を迎えることだろう。また、六日市ICの近くには、昨年オープンした「むいかいち温泉 ゆ・ら・ら http://www.yurara.com/」があり、六日市町出身のファッションデザイナー森英恵デザインによる西陣織の蝶のタペストリーが壁面を飾る。

開 カタクリ祭り 4/1〜4/8
休 期間中無休
料 無料
交 六日市ICから車で10分
駐 特になし 
所 島根県鹿足郡六日市町
問 08567-7-1111 六日市町役場 http://www.web-sanin.co.jp/local/muikaichi/