「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

山口・笠山 ヤブツバキと日本海を眺める 2000.02.28

山口県萩市にある笠山。その昔、萩城の鬼門の方角(北東)であったため一帯は出入禁止、長らく手つかずの自然が残っていた地域だ。虎ヶ崎周辺の10ヘクタールにヤブツバキおよそ2万5000本が群生している。今では1.5キロメートルの遊歩道も整備され、萩小町、深草の少将、笠山侘助、ヒイラギ葉椿など約60種のヤブツバキを見て回れるようになった。2/19〜3/20は椿まつり。花は咲き始めているものの雪がちらついたりしたため、3月2週目位から月末にかけてが見頃となりそうだ。期間中は、椿見どころ案内人による花の説明(無料)もある。笠山は日本で1番小さな死火山(標高112メートル)。無数の風穴があり、周辺にはカサヤマイノデなど珍しい植物も生息する。山から眺める日本海の夕日も美しい。また、3/5 10:00〜15:00には東萩駅前で、早春の風物詩「しろ魚(素魚)まつり」がある。しろ魚のおどり食い(無料)や、四ツ手網漁(有料)などの体験もいかが。

開 随時
休 無休
料 無料
交 JR東萩駅から車で15分
駐 無料約50台(椿まつり期間中の土・日曜・祝日シャトルバス運行)
所 山口県萩市越ヶ浜
問 0838-25-3131 萩市役所