「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

瀬戸内海 カンギクの花咲く真鍋島  2000.01.14

岡山県笠岡市の南、瀬戸内海に浮かぶ真鍋島では、赤、白、黄色などのカンギクが花盛り。2月下旬にかけて、島の花畑で見られる。真鍋島は、年間を通して霜の降りない温暖な気候で、昔は蚊取り線香の材料、ジョチュウギクを栽培していた。その後カンギク中心の花栽培に移行している。花畑の下にある「まなべ三虎ユースホステル」(TEL 0865-68-3516)は天文台や学校の先生が集められたという貝800種のミニ博物館もあるYH。自然について語り合いたい人は訪ねてみては。また、島には昔ながらの漁村の佇まいが未だに残り、岡山県指定の「ふるさと村」、映画「瀬戸内少年野球団」のロケ地にもなったのどかな所。西側の「ふれあいパーク」からは、瀬戸内海に点在する美しい島々が一望できる。穏やかな時の流れを大切にしたい場所だ。

開 随時
交 JR笠岡駅から徒歩7分、笠岡港から高速船で45分真鍋島港さらに徒歩10分
駐 無料 笠岡港
所 岡山県笠岡市真鍋島
問 0865-69-2147 笠岡市役所