「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ
eTrex Legend日本語版を自転車と車に取り付ける
BD-1S ●自転車や車にGPSを取り付けてみた

いいよねっと社から待望の日本語対応ハンディGPSならびに2万5千詳細地図が発売されました

このたび、いいよねっと社より「eTrex Legend日本語版」、ライトスタッフ社よりRAM社eTrex用マウントをお借りしましたので、自転車ならびに車にeTrexを取り付けてみました

テストしたeTrex用RAMマウントは自転車ばかりでなくバイクにも取り付けられます。GPS本体の着脱も簡単ですから便利ですよ

●GARMIN ハンディGPSカタログ
●ハンディGPSを活用してみよう
●とっても便利な GARMIN情報箱
●デジカメ・GPS・ノートPCを車で使用するテクニック
●GPSムービーカメラ携帯au A5301Tの実力
●GPS対応デジカメ QV-4000GXって 何ができるの
●GPSカメラQV-4000GXの広場
●Exifコンテンツの広場
フィールドで活躍するフォールディングパイクは楽しい
□BD-1を組み立てる□
BD-1
車のトランクにも楽々入るコンパクトなサイズ
eTrex用RAMマウント取り付けた自転車は、18インチサイズのタイヤを持つフォールディングバイクの「BD-1」です。この自転車は折りたたみができ、普段は車の後部ベッド下に収納しています。写真のBD-1は1998年モデルで99年1月に購入、オプションパーツとしてリアキャリアとベル、ライト用アダプターを追加、取り付けています。BD-1はフロントにサスペンションを装備するなど、性能も大型車に引けを取りません。重量も約11Kgと片手で持てるので電車での輪行も苦にならないし、組み立てや折りたたみにかかる時間も(mpeg動画による組み立ての実演)慣れると1分もかかりません。GPSを取り付けたまま畳んで、喫茶店など店内に持ち込んでも邪魔にならず盗難の心配もないのも魅力です。まさに旅にピッタリの自転車だと思います

フォールディングバイクにeTrex用RAMマウントを取り付ける
●ハンディGPS用のマウンターならばRAM社
ハンディGPSを自転車やバイクに取り付けてナビゲーションをしたい。このような希望を持っている方も多いと思います。ところでマウントを自作するのは、想像よりも難しい。理由は振動対策です。ステンレスやアルミなどで板金加工しても、取り付けネジ周辺からバイクの振動で板に亀裂が生じてきたりするのです。ネジの緩みも半端ではありません。その点RAM社のハンディGPS専用のマウンターは価格も安価でラリーでも実用となる堅牢さが特長です。RAM社はアメリカはシアトルにあるマウントメーカー。ハンディGPSだけでなく、ノートパソコンやビデオカメラ、液晶ディスプレー、ヘッドライトからPDA用まで、幅広い商品を揃えているメーカーです。特にGARMIN社ハンディGPS製品に対しては特化していて、日本で販売されているモデルの大半はサポートされています。PDA用としては、合併して現在HP社となりましたが、旧compaqのiPAQ専用のものと、各社のPDAを装着できる汎用タイプの2種類がリリースされています

型番 RAM-B-149Z-GA5
価格 税込み 6,100円

●RAM社の製品の特長は、拡張性に富んだRAMボールとそれを固定するソケットアームにある

RAM社の製品の特長は、パーツの組み合わせが自在であることです。それを実現しているパーツがRAMボールと、RAMボールを固定するソケットアームです。ソケットアームの両端はRAMボールを挟み込むようになっていて、好みの取り付け角度でソケットアームのネジを締めるとガッチリとRAMボールは固定されます。RAMボールはボール部分と機材を装着する、あるいは車やバイクへの取り付け台が一体化していて、これらを交換すれば、様々な組み合わせができるようになっています。ですからeTex用のマウントを購入して、GPS76やGPS3+、GPS12を使用したい場合にも、パーツのフルセットを購入しなくても、各種GPS専用の台座を持つRAMボールを購入すれば簡単に交換ができます。つまり使用用途に応じて機材をクィックに着脱ができるということです


 Uボルトの取り付け固定はナットを締めるだけで
 スプリングワッシャーも必要ない

●取り付けも簡単、位置の調節も自在

eTrex用RAMマウントの組み立ては簡単です。まずeTrex用ホルダー部分とRAMボールウマントを付属のボルトとナットで締め、取り付けます。次にUボルトを同様に自転車のハンドルバーに取り付けます。完了したらソケットアームに両者のRAMボールを挟み込み、ソケットアーム付属のネジを緩く締め、GPS本体の位置と角度を調整します。OKであれば、さらにソケットアーム付属のネジを締め付けて固定させます。以上で完成です。eTrex本体を装着してみましょう。eTrex本体のお尻の方から入れて、頭の部分をパチンとはめれば装着は完了です。RAMマウントのナット(セルフロックナット)は緩み止めの細工がしてあり、ワッシャーを使用しなくても振動で緩むことは、まずありません

(注 写真をクリックすると拡大サイズの写真を見られます)


●十分実用なMapSource詳細地図
お借りしたeTrex Legend日本語版には、サンプルとして東京近郊のMapSource詳細地図もインストールしてありました。ベクター地図を表示させると、見慣れた地図画面が登場しました。この地図、現在使用しているカロッツェリアDVDカーナビの100m〜200mスケールと殆ど同じものですね。そりゃそうです。カロッツェリア、eTrex日本語版、どちらの地図も製作元は北海道地図ですから。地名などはカーナビと比較すると、減らされていますが、それはメモリーの容量からして仕方ないですね。片方はDVDですもん。道路部分は問題なく実用です。地図のスクロールが遅いという評判も耳にしますが、現在使用しているDVDカーナビのスクロールと比較しても、eTrex Legend日本語版は勝るとも劣りません。カシミールやGARMAP CEで慣れた方達には不満かもしれませんが、カーナビでのスクロールを経験されている方には違和感はないでしょう


●eTrex Venture日本語版も捨てがたい魅力があります

2002年、eTrex日本語版シリーズが発売され、さっそく購入したモデルが、eTrex Venture日本語版です。僕の場合、車にカーナビがあることと、ログの採取が主な使用方法なので、ウエイポイントの登録が多くできるeTrex Venture日本語版を選択しました。僕の場合、フィールドは山だけでなく畑や田んぼも多いので、eTrexを使うようなケースではカーナビタイプの地図の必要性はさほど感じません。やはり国土地理院の2万5千が実用です。ですからWindows CEマシン+GARMAP CE+「山旅倶楽部」地図の組み合わせは欠かせません。eTrex Venture日本語版とGARMAP CEをNMEAモードでRS232C接続すれば現在地も分かりますが、このような使い方は実はあまりしていません。緯度経度はeTrexで把握できていますから、その場所を紙地図を見るようにGARMAP CE上の「山旅倶楽部」地図を見れば、現在地ならびに周辺情報は理解できます。この方がケーブルも必要なく、スマートだし、地図が必要な時にPDAを取り出して使用するので、PDAの電池の消費も気になりません。それよりもトラックログデータが満杯になった時に、GARMAP CEをロガーとして使えるメリットは大きいですね


 eTrex Venture日本語版にWindows CEを接続
 GARMAP CEで「山旅倶楽部」4万地図を表示させている
 やはり等高線や植生、家屋の表示があるとありがたい



車に吸盤型eTrex用RAMマウントを取り付ける



●eTrex Legend日本語版はカーナビとして使えるのか

車に吸盤式のeTrex用RAMマウントを取り付けてみました。型番は「RAM-B-148-GA5」、ライトスタッフ社の販売価格は税込み7,900円の商品です。取り付けは自転車用と同じで簡単です。eTrex本体を装着して後にフロントガラスに吸盤を吸い付けて完成です。僕の所有している車の場合、吸盤の吸着時間は、どのメーカーのものもあまり長くなく、ガラスを掃除しても数時間ほどしか持ちません。お借りしたeTrex用RAMマウントも例外ではありませんでしたが、GPS本体の位置調整をうまくやれば、吸着していなくても、eTrex本体が運転操作で動き出すことはなく、十分実用として使えています。ライトスタッフ社に問い合わせてみたところ、数時間しか吸着しないケースは稀なようですからご安心ください。車のカーナビはヘディングアップモードに設定しているので、eTrex Legend日本語版もヘディングアップモードを選択しておきます。モノクロ画面ですが、地図はカロッツェリアのDVDカーナビと内容的には、ほぼ同じなので簡易カーナビとしての利用は問題ありません。しいていえば、僕の場合近眼で老眼なので、eTrexの文字フォントを最大に設定しても、運転中に文字を正確に読み取ることは殆どできません。この場合、ジョルナダ710シグマリオン2などハンドヘルドPCやノートPCと組み合わせれば地図画面もカーナビ並に大きいので、車での使用方法としては、こちらもお薦めします

●カーナビのサブ機としては合格でしょう
eTrex Legend日本語版のありがたさは、このコンパクトなボディーに20万の日本全国地図が収録されていることです。さらにMapSource詳細地図を購入すれば、カロッツェリアDVDカーナビの100m〜200mスケール地図とほぼ同等な地図を扱えます。カーナビと比較して劣るのはオートナビゲート機能や電話番号検索、音声でのコントロールでしょうか。しかしカーナビのオートナビゲートも案外いい加減ですから、完全には信用できません。最終目的地の場所が分かっていれば、その場所をeTrexにウエイポイントとして登録しておいて、「GO TO」でのナビゲーションでもかなり使えます。少なくとも画面が小さいことを我慢すれば、これでも十分実用でしょう。知らない場所で道に迷っても、自分がどこにいるのか、やはり地図を内蔵しているメリットは絶大です。カーナビを装着していないレンタカーや代車にも簡単に着脱できるのも良いですね。しかも配線等は一切不要。僕の場合、空での利用は少ないので、VISTAの気圧計の必要性はさほど感じません。それよりも電池の持ちの方が重要です。最低一日電源を入れっぱなしで10時間は動作してくれないと困ります。VISTAで気圧計をONにしている場合、10時間は持たないでしょう。アルカリ単三乾電池2本で動作し、ズボンのポケットに入れてもかさばらないコンパクトサイズのeTrex Legend日本語版はお買い得なハンディGPSだと思いました

フロントガラスの汚れをキレイに清掃しておくことが大切

リポート by hibi@yamatabi