仙人力光線

富嶽仙人
00/10/15 23:48 秋の穂高(おまけ)


槍・穂高周辺概要

 下に穂高のことを書き出したのはいいが地名を書いてもピンと来ない方だっているのだろうと思い、補足でグラフィックを作ってみた。この図は北アルプス穂高連峰を東側上空から眺めた図だ。視点の真下には蝶・常念山脈が連なっている。

 右上の上高地。有名な河童橋があるのがここだ。標高は約1500m。そこから良く見えるのが焼岳と西穂高岳、奥穂高、前穂高岳でこの三つの穂高に囲まれた沢を岳沢という。図では向こう側を向いているので見えない。「○穂高岳」はたいてい「○穂」と略して呼ばれるので、これ以降はそう呼ぼう。穂高連峰の最高峰が奥穂の3190mでだ。明神岳というのは、前穂から「上高地」の「地」の字のあたりの間の稜線の山である。

 これもまた描画していないのだが、上高地〜徳沢〜横尾と緩いカーブを描いた谷に梓川が流れている。歩道もそれに添ってつけられていて、上高地〜横尾間は約12km、ほぼ3時間の行程になる。ここで槍沢方面と涸沢に向かう横尾谷方面へと道が分かれる。

 涸沢は前穂、奥穂、北穂に囲まれたカール地形の沢。

 北穂から北、稜線は大きく下降し南岳へと連なっている。これが大キレット。南岳から北の稜線は槍ケ岳に連なる。



 南岳から横尾に向かって伸びている尾根が横尾尾根。その北側が槍沢である。横尾尾根の上部と中岳の間のスプーンでえぐられたような地形が天狗原で、今回のメイン撮影地がここだ。下山は南岳から稜線の向こう側に下りている。











 さて、長い文章をいくつかに分けて書くのはいいのだが、このような掲示板のシステムだと先に書いた文章が下に来てしまいはなはだ読みにくい。本当は連続の文章はその部分だけ順番を逆に入れれば良いだけの話なのだが、それもなんだか気持ちが悪くて結局こういうことになってしまった。おまけにこんな余分な話まで挿入してしまいますます分かりにくくなったかも(笑)

<編集部より (1)(2)(3)(4)(おまけ)の順番に変更しました>






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