8月26日

　久々に霧ヶ峰に出かけてみた。
霧ヶ峰は7月下旬のニッコウキスゲの頃には朝早くからカメラマン鈴なりだが、
その時期を過ぎれば、少なくともカメラマンは消えて、ハイカーと観光客が
ほとんどになる。

八島の駐車場に着いたのは８時過ぎで車は数台。これならノンビリ歩けそうだ。




夏の終わりの八島湿原


ここに来て暑さがぶり返しているが、
背が高くなってきたススキを揺らす高原の風は明らかに秋の気配。

湿原の遊歩道沿いには鮮やかなアサマフウロが満開。
虫達が蜜を求めてせわしなく飛び回る。

霧ヶ峰は歩いてこそ価値がある。
八島湿原と車山を結ぶ、鎌ヶ池―物見石―蝶々深山―車山
のルートは、広い霧ヶ峰のなかでも僕の一番好きな道で、
今日もこの道を歩くことにする。

稜線ではマツムシソウが盛り。
マツムシソウは紫色が普通だが、白花もいくつか見つけた。


　　　

アサマフウロとマツムシソウ（白花）




マツムシソウ咲く稜線の道





秋立つ　アキノキリンソウ