「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ
No.256 2004.2.17
長野県 湯田中

夕暮れの夜間瀬川

夕暮れの夜間瀬川
[Exif位置情報 あり]

湯田中といえば、地獄谷温泉にある野猿公苑の温泉に入る猿たちが有名。夏場の猿たちは以前見たので、雪景色の温泉につかる猿たちを見てみようと..車で向かったのはよいのだが、途中、木々の林を抜ける瞬間、前方がキラリと光った。「あっアイスバーン」。進行方向右側は崖っぷちの緩いカーブの坂道だったが、ブレーキも踏めず、車が自然に止まるまでなすがまま。しかも止まったら、今度はズルズルと坂道を下がっていく。このままだと崖下に転落は確定。さすがにもうダメかと思ったが、ハンドルを目一杯切って、進行方向左側の山の斜面に車をぶつけたところ、なんとか車体は停止してくれた。とりあえず状況を見てみようと、車外に出てみたところ..滑り止めのあるブーツでさえ立っていられないほどの、ツルツルのアイスバーンが広がっている。参ったなぁぁ。それでも後10mほど下ればアイスバーンからは脱出できそう。オートマのギヤはバックではなく、ドライブレンジに入れたままアクセルは踏まず、サイドブレーキを少しづつ緩め、車重による緩やかな後退を期待して、ハンドル操作を繰り返し、なんとか崖下に転落することなく、アイスバーンを抜けることができた。しかし、細い道をバックで戻るのはシンドイ。アイスバーンこそないが、雪は残っている。ほんのわずかな空き地を利用して、なんとかUターン。地元のおばちゃんは、車で行けるよ..と親切にも道を教えてくれたのだけど..スタッドレスもアイスバーンには無力なんだよなぁぁ

猿見物は諦め、湯田中温泉をブラリ散歩。石臼挽、手打で知られる玉川本店でざる蕎麦と蕎麦ソフトクリームを食べて帰路に着くことにした。夕暮れの夜間瀬川から眺める、妙高、黒姫のシルエットが美しかった


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