「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ
No.179 2003.5.17
群馬県 片品村 越本

元気なミズバショウの森

元気なミズバショウの森
[Exif位置情報 あり]

広い広い片品村だが一番の商店街は鎌田だろう。尾瀬と金精峠との分岐点にあたる鎌田はモバキャン場所の1つでもある。寄居山温泉センターは片品村営の温泉で年中無休なのがよい。駐車場も広く公衆トイレもある。また国道から温泉に入る道の周辺には食堂や小さいながらもスーパーもあり重宝している。ここから尾瀬までは食事処も少なくなるので、風呂と夕食をとりに鎌田を利用することが多い。それじゃ昼飯はというと、僕は越本の「ミズバショウの森」入り口を少し過ぎた所にポツンとある1件の大衆食堂を利用している。この店、丼物からラーメンまでメニューも豊富で助かる。店内はテーブル席と座敷があり、座敷は地元のおばちゃん達の茶のみ場所と化している。おばちゃんたちの世間話を聞きながら、一人テーブル席で黙々とカツカレーを食べる。食事は旅の楽しみでもある。美食との巡り合いも嬉しいが、それよりも地元の人達の暮らしぶりを風を受けるように感じ取れることのほうがありがたい。実は初めて片品を訪れた時に、たまたま昼食をとったのがこの食堂で、右も左も分からない僕に、「ミズバショウの森」の存在を教えてくれたのは、この店のおばちゃんだった。その時はミズバショウの花の季節ではなく、入り口を確認するだけにとどめた。初めて片品に訪れたと述べたが、正確には高校時代、一度スキーをしに戸倉に来ている。しかしツアーバスでの参加だった。だから片品の野草を見るために来たという点では、この時が初めてだったのだ。以後、片品を訪れるときには、なるべく立ち寄るようにしている。

写真は5月中旬の「ミズバショウの森」だ。花の時期はとうに過ぎているが、葉が逞しく伸びているミズバショウを見るのも僕は大好きだ。パワーが一面にみなぎっているのが良い。元気をありがたく頂きながら、誰もいない木道をのんびりと散策、林の中を覗くとエンレイソウ達が出迎えてくれた


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