「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ
No.167 2003.4.14
和歌山県 串本

夕暮の潮岬

夕暮の潮岬
[Exif位置情報 あり]

潮岬灯台に辿り着く寸前、太平洋が突然金色に輝きだした
黒潮の紋様が巨木の木肌のようにも見える
海の彼方に日が沈むと、二筋の飛行機雲が橙紫色の空にVサインを描いた


キャンピングカーの旅

僕のように目的地を決めず、気ままに旅をするものにとって、今日の寝場所の確保は重要な問題だ。そもそも誰にも気を使わずに旅をすることが目的だから、予めスケジュールを決められることは最も辛い。だから旅館や民宿を使用することは滅多にないし、最近のキャンプ場は要予約の場所が多く、自由さに欠ける..つ〜か..はっきりいってカッタるい。かといってキャンプ場以外の場所でテントを張るのも安全性に不安が残る..ということで、車で寝ることが一番気楽だなぁぁ。僕の場合、小さな公園の駐車場や観光客のいなくなった、観光地の駐車場で寝ることが多い。道の駅は真夜中でもトラックの出入りが多いことと、最近は深夜でも、まるでナイター野球の照明のように、明る過ぎる所もあり、案外落ち着いて寝ることはできない。観光地の駐車場は結構穴場的存在。例えばゴールデンウィークの伊豆でさえ、夕方5時を過ぎると土産店も閉り、閑散とする。おかげで翌朝6時頃までは安眠できるのだ。大阪や東京など都心で寝る場合は、高速道路のパーキングエリアを利用する。駐車場代だと思えば高速料金も安いものだ。静岡駅前など中途半端(失礼)な規模の町でゆっくりと食事をとりたい場合は、深夜でもトイレの使える有料駐車場に車を入れてしまう。管理人の方には朝まで使用する旨を伝え、事前に駐車料金を支払っておく。いつでも出発できるからだ。心がけていることは、天候の急変による増水などの影響からの回避だ。川原で寝ることはまずやらない。また山中の空き地もあまり利用しない。こちらの理由はアレが出る可能性が結構あるからだ。金縛りにあうのは気持ちのよいものではない。僕の場合、出そうな気配を感じ取ってしまう体質。実際何回も出くわしているので、危なそうな場所には近づかないようにしている。中には観光地の駐車場でもヤバイ個所もあるが、それでも気ままな車寝旅はやはり楽しく、やめられそうもない


掲載している写真に[Exif位置情報]がある場合には、その写真をカシミールの「山旅倶楽部」地図上にドラッグ&ドロップしてみてください。撮影場所の地図を自動的にダウンロード、位置を画面の中央にアイコン表示します。アイコンをクリックすると写真を表示します。また写真にはExif形式で旅情報の内容も記載していますので、カシミールで内容を閲覧チェックできます。 写真をwebブラウザでダウンロード保存しておくと、旅データとして活用できますよ。
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