栃木・奥日光 紅葉のシーズン迎えた 湯ノ湖畔 2002.10.12

栃木県日光市は、市内で標高差があるため、9月下旬の山間部の紅葉、戦場ヶ原の草紅葉に始まり、竜頭ノ滝や中禅寺湖、日光東照宮へ至るまで、およそ2ヶ月、様々な紅葉シーンが展開する。現在、金精峠や湯ノ湖周辺が、ちょうど見頃を迎えている。湯滝は、まだ見頃には少し早そうだ。今年の紅葉は、ここ数年のうちでは、色あいがきれいな方と言われている。ツツジやカエデの仲間は赤く、ハルニレ、カツラ、シラカバ、ダケカンバなどは黄色く染まっている。ツタウルシの色も見逃せないところだ。湯元温泉と群馬県の菅沼・丸沼を結ぶ金精道路からは、湯ノ湖をはじめ、男体山、戦場ヶ原も一望できる。また、奥日光には、自然観察路も多く、バードウォッチングも楽しみだ。ただし、クマの生息域のことも忘れずにいたい。小田代ヶ原にまで足を延ばせば、カラマツの黄葉が8、9分となっている。ピークには細い葉が黄金色を放つ、魅力の風景だ。なお市内では、10/15〜10/17に「日光東照宮秋季大祭」が行われる。

開 日光湯元ビジターセンター 9:00〜16:30 (土曜および休日の前日9:00〜17:30)
   冬期は異なる
休 日光湯元ビジターセンター 水曜(夏期・10月無休)
   冬期は異なる
料 日光湯元ビジターセンター 無料
交 日光駅よりバスで約1時間20分湯ノ湖畔下車
   清滝ICから車で40分
駐 無料 湯元地区 267台
所 栃木県日光市
問 0288-62-2321 日光湯元ビジターセンター  http://www.bes.or.jp/nikko/vc/
   0288-54-2496 日光観光協会 http://www.nikko-jp.org/