群馬・大間々　神梅地区の農園に　2万株の福寿草　2002.02.19

群馬県大間々町は、春から秋に運行するトロッコ列車で有名な「わたらせ渓谷鐵道」が走る町。鉄道に平行して国道122号線も北上する。上神梅（かみかんばい）駅の手前、県道を入ると、神梅小学校の向かいに、2万株のフクジュソウが植えられている。花は天気のよい日には7、8分咲きとなり、満開までもう一歩だ。農園は、鏑木章司（かぶらぎ　あきじ）さんの所有地。鏑木さん宅では、「代々が花好きで、趣味で育て、株を増やしていった結果なんですよ」と気さくに語る。農園には、紅白の花ウメも植えてあるが、まだ1分咲き。例年フクジュソウが終わる頃、ウメが見頃になると言う。フクジュソウの花は県道から眺められるが、周辺は駐車禁止なので、注意したい。上神梅駅近くの自然歩道「関東ふれあいの道」から向かう「小平（おだいら）の里（TEL　0277-73-2006）」でも、およそ500株あるフクジュソウが見頃を迎えている。一帯は、湿性植物園や鍾乳洞、手打ちうどんやそばの食事処、工房、キャンプ場やまきで焚く桧風呂もある公園だ。

群馬県山田郡大間々町上神梅