千葉・館山　菜の花が縁取る　房総フラワーライン　2002.02.01

千葉県館山市から和田町にかけて、南房総の海岸線を走る「房総フラワーライン」。沿線には、館山ファミリーパーク」や「南房パラダイス」などのフラワーパークがあり、特に白浜町や千倉町は花の栽培農家も多い。現在、ナノハナ・ポピー・キンギョソウ・ストックなどカラフルな花が見られ、2月なかばから3月にかけて花狩りシーズンの最盛期となる。フラワーラインのうち、館山市伊戸から相浜に至る平砂浦(へいさうら)海岸は、「日本の道100選」に選ばれたドライブルート。一帯は、「白砂青松100選」ともなった、砂防の松林が続く所だが、道の両側に花壇が配され、ナノハナが咲き始めている。日当りのよい片側は、7、8分咲きだが、マツの木陰にあたる部分は、若干遅れている。黄色い花のリボンが道の両側を縁取るのは、2月中旬か下旬、それから3月中旬まで見頃が続く見込み。途中に植栽されたシュロ並木と共に、ドライバーの目を楽しませることだろう。ナノハナが終わると、花壇はマリーゴールドに変わり、9月頃まで道を彩る。

千葉県館山市　平砂浦海岸