「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

真っ赤なヤブツバキの花咲く 伊豆大島 1999.12.16

東京から南へおよそ100キロメートル、伊豆大島と言えばツバキの名所、特産品の椿油でも有名だ。他にも、染料、陶芸用の灰や茶湯の炭などにも利用される。現在咲き始めているのは、真っ赤なヤブツバキの花。泉津の他、島内各所にある大きなツバキのトンネルはヤブツバキで、園芸種に比べ開花が早く、すでに満開となった木も見かけられる。これから椿まつりの始まる1月下旬にかけて花数が増えていくだろう。大島ならではの花のトンネルを是非くぐり抜けてみたい。また、大島公園では、300種もの園芸種のツバキや、島と椿に関する資料も展示されている。さらに大島観光協会http://www.izu-oshima.or.jp/では、1月下旬〜3月下旬の椿まつりの時期に限定して、ツバキの開花状況をライブ中継する予定だ(詳細未定)。大島を訪ねたら、元町にある公共露天風呂「浜の湯」へも立ち寄りたい。夕日の沈む伊豆半島と海を眺めながら入る温泉は、他ではちょっと味わえない気分だ。

開 大島公園8:30〜17:00
休 無休
料 無料
交 元町から大島公園行きバスで30分
駐 無料 大島公園50台
所 東京都大島町
問 04992-2-2177 大島観光協会